縁が切れる瞬間を見つめると最後に縁が切れる時が見えてくる

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心穏やかアドバイザーのヒロカズです。

年齢を重ねるとできたことができなくなったり、食べられたものが食べられなくなったりしてきます。

縁があったものが離れていく。
縁がなくなってしまう。
縁が切れるということでしょう。

今日は縁が切れる瞬間について考えてみたいと思います

ラーメンと縁が切れた瞬間

先日、後輩が一度行ってみたかったという評判のラーメン屋に一緒に行きました。

昼の1時30分を過ぎていましたが、駐車場は一杯。
中に入ると列を作って並ぶ人達。

若い女性から親子、会社員までいろいろな客層で本当に人気のラーメン店なのだと思いました。

メニューはスープが違うラーメンのみ。

ラーメン屋に入ってラーメンしかないのは当然ですが、本音を言えばラーメン以外のものが食べたかったです(笑)。

肝臓の病気をして以来、縁が離れた食べ物がいくつかありますが、その1つがラーメンだからです。

これまでは付き合い程度に頂くことがありましたが、今回ラーメンを食べて具合が悪くなったので、さすがに今後はラーメンを食べるのをやめることにしました。

まさにラーメンとの縁が切れた瞬間でした。

病気をすると嗜好品との縁が切れると言われます。

父は肺癌を宣告された日にタバコを止め、私は肝炎だと診断された時からお酒を止め、それ以来ボンボンチョコレートさえも口にしていません。

病気の診断された時が縁が切れる瞬間だったのでしょう。

一度縁が切れるとなかなか戻らない

縁が切れてしまうのは食べ物だけではないでしょう。

学校を卒業したり、会社を退職したりするタイミングで縁が離れ、そのまま縁が切れる友人は一人や二人ではありません。

SNSが発達し、高校時代、大学時代の友人とインターネットで再び出会うことができる時代になっても、同窓会で顔を合わせることができる人は同級生の3分の1もないのが実態なのではないでしょうか?

卒業や退職が縁が切れる瞬間だったのです。

小学校からの幼なじみのLINEグループが立ち上がり、中学卒業以来、25年ぶりの同窓会の企画が持ち上がりました。

幼なじみは12名、中学卒業以来、一度も会っていない人は8人で、そのうち一人はすでに他界しています。

会った幼なじみも亡くなった父の弔問に訪れた時だったので、20年以上縁が切れていた人達だったのです。

SNSで再び縁があり、復縁したことを懐かしく思いますが、全員が揃うとなると日程の都合がつかず、結局、同窓会の企画は暗礁に乗り上げています。

一度、切れた縁が再び繋がるには長い時間が必要なのかもしれません。

縁が切れる瞬間とは

人間関係の縁が切れる瞬間とは卒業や退職などライフイベントが起きた時だけではありません。

実際はもっとささないことで人間関係の縁が切れてしまうのが実態です。
『人たらし』のブラック心理術」という本には次のように紹介されています。

ハーバード大学特別研究員のビル・ナーグラー医学博士によると、私達の人間関係を破滅に陥らせるのは、逆説的なことながら、重大な出来事「ではない」という。
私たちの人間関係を決めるのは、とっくみあいのケンカをしたとか、大切な約束を破ったということではなくて、ビールのお酌をし忘れたとか、電話すると言ってしなかったとか、皮肉な冗談を言ってしまった、というくらいの非常につまらないことが主な原因なのだそうである。
私たちは、誰でも大きなことばかりに注意しようとする。
しかし、本当に大切なのは、もっと”細かい”ことであることを覚えておいてほしい。

縁が切れる瞬間というのは身近なところに潜んでいるのでしょう。

結婚して30年、夫が自分の作った料理を一度も「美味しいね」と言ってくれないことに腹を立て離婚の危機に陥った夫婦の話を聞いたことがあります。

夫が何も言わないのは妻の料理に大変満足していたからなのですが、この一言で離婚の危機を回避できたことを聞いて縁が切れるかどうかの分かれ目はちょっとしたことなのだとつくづく感じました。

まとめ

人生100年時代と言われても、死の縁がやってくるとこれまでの一切の縁が断ち切られて一人旅立っていかねばなりません。

すべてのものと縁が切れる瞬間はどんな人にも訪れる瞬間なのです。

食べたいものが食べられなくなったり、友人や恋人との縁が切れた経験はすべてのものと縁が切れる瞬間が必ずやってくる前兆なのでしょう。

縁が切れた経験は、すべてのものと縁が切れる瞬間に旅立っていかねばならない行く先に思いを馳せる貴重な機会なのです。

(関連)人生最後の日を考える|亡くした人の追悼を通して

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ヒロ☆カズ

ヒロ☆カズ

チューリップ企画のヒロ☆カズです。
31歳で肝臓の病気にかかり、2度の入院を経験しました。朝起きて仕事に行く。休日は友人と出かけるという当たり前の日常を失い、初めて、朝起きて仕事に行けることが当たり前でないことに気が付きました。
当たり前の1日がかけがえのない1日であることに気づけば、悩みが感謝の心へ変わるのかもしれません。闘病中に読んだ本や勇気をもらったさまざまな言葉からヒントを紹介したいと思います。
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