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親子関係に悩んでいませんか?|親子関係を改善するために大切なこと

わか
2018年12月26日


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

血のつながった親子でも、折り合いがつかないことはよくあります。
むしろ、あまりにも身近だからこそぶつかってしまうこともあるのかもしれません。

今までさんざん悪態をついてきたのに、今さら優しくするのもなんとなく照れくさい。
どうすればいい関係を築けるのか、親子関係に悩んでいる人は意外と多いのではないでしょうか。

今回は、親子関係の改善法について考えてみたいと思います。

ついつい言いすぎていませんか?

親子関係がうまくいかない原因の一つには、遠慮のない物言いがあるのかもしれません。
友達や職場の人に対しては気を遣った言い方ができるのに、親子だとなぜかできないのです。
親子関係なら、めったなことでは縁が切れないだろうとの思いから、ついつい言いすぎてしまうのではないでしょうか。

しかし、親子といっても、やはり言っていいことと悪いことがあります。
そこを考えず何でもかんでも口にしていたら、親子関係が悪化していくのは当然。
身近だからこそ、余計に気をつけなければいけないのが親子関係なのです。

普通は言いすぎてしまったと感じたら謝るものです。
ところが、親子関係のような近い関係であればあるほど、謝るのが難しくなることがあります。

「ごめんね」を言わせない心

なぜ、私たちは親子関係だと謝るのが難しくなってしまうのでしょうか。
それは、私たちの中に「ごめんね」と言わせない心があるからです。

仏教では、私たち一人一人に108の煩悩があると教えられています。
その中の1つが「慢(まん)」です。
慢は自惚れということで、誰にでも、自分をよく見ようとする心があるのです。

お釈迦さまは、人間の自惚れ心をさらに詳しく7通りに分けて説かれているのですが、その中に「我慢(がまん)」があります。
忍耐する、という意味で使われる我慢ではなく、自分の思いをどこまでも押し通そうとする心のことです。

この我慢をよく表している「這っても黒豆」ということわざがあります。
ある2人が床に落ちている黒いもののことで言い争いをしています。
一方は「虫だ」と言い、一方は「黒豆だ」と言うのです。

どちらも譲らぬまま言い合いを続けていると、そのうちに床に落ちているものから足が生えてどこかへ行ってしまいました。
床に落ちていたものは虫だったとはっきりしたわけです。
しかし、「黒豆だ」と言い張っていた方は、自分の間違いを一切認めず、「這っても黒豆なんだ!」と言い続けたという話です。

明らかに自分が悪い、という場面でも、なかなか自分の非を認めて謝罪することは難しいようです。
特に親子関係ではよくあることではないでしょうか。

自分の行いを振り返る

そういう私たちだからこそ、反省が大事だと言われます。
『とどろき』を購読されている50代の女性が、以前次のように話をされていました。

以前は辛いことがあると、母に当たったこともありますが、仏教を学んでから「あ、いかんな」と、母とケンカすることがすごく減りました。
反省や思いやりが大事、自分のやった行いが後で自分に返ってくるんだと思うようになりました。
母に「もう~!」と言ってしまうこともありますが、「ごめんね」と謝れるようになりました。

仏教では、反省のことを禅定(ぜんじょう)といいます。
「禅」はしずめる、「定」はさだめるという字ですから、心を落ち着けて自分の行いを振り返るということです。

私たちには我慢という心があるので、ついつい意地を張ってしまうことはあります。
ただ、それをそのままにしておくと、親子関係はますますうまくいかなくなってしまいます。

その場では冷静でいられず、当たることがあっても、後で自分の行いを振り返ることで、見えることがたくさんあります。
自分がイライラしていた正しい原因が分かれば、「ごめんね」を素直に言うこともできるかもしれません。

まとめ

親子関係がうまくいかないと感じている人は多いようです。
それは、お互いに意地を張ってしまうところに原因があるようです。

私たちには誰にでも「我慢」という、間違いを認められない心があります。
それが親子関係では特に顕著に表れるようです。

その場では非を認められなくても、少し経ってから自分の行いを反省してみましょう。
そうすると、素直になって「ごめんね」を伝えることができるのではないでしょうか。

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わか

わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
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