生きやすい毎日は自分で作る!大切なのは相手を尊重すること


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

次々と新しいものが生み出され、世の中はどんどん便利になっています。
しかし一方で、生きづらさを抱えている人の声もよく聞きます。

生きやすい毎日にしたいと誰もが感じているのではないでしょうか。
今回は、生きやすい毎日にするには何が必要なのかを考えてみます。

思い通りにやれば生きやすくなる?

生きやすくなるとはどういうことなのでしょうか?

「自分の思い通りになれば生きやすくなる」と思っている人も少なくないかもしれません。
では、何もかも自分の思い通りにしたら本当に生きやすくなるでしょうか。

私たちは、一人で生きているわけではありません。
家族や同僚、近所の人、クラスメイト、友だち、さまざまなつながりの中で生きています。
そうすれば、当然自分の思い通りにならないこと、不都合なことは出てくるでしょう。

そこで自分の意見を押し通すと、その時は思い通りになってよかったと思っても、周りの人たちとの関係は悪くなります。
逆にもっと生きづらさを感じることになるのではないでしょうか。

自分で自分の場所を狭めているかも

私たちはどうしても自分本位になりがちで、別の価値観に不寛容なところがあります。

電車やバスの中で赤ちゃんが泣いているとき、怒る人がいると聞きます。
赤ちゃんが泣くのは昔から変わりません。みんなそうだったはずです。
しかし、自分自身で子育てを経験したことがない人は、うるさくて不快だという思いが先に立ってしまうのでしょう。

「子ども叱るな来た道じゃ、年寄笑うな行く道じゃ」と言われます。
自分も親になることがあるかもしれないし、障害を負うことだってあるかもしれません。

自分が他人に迷惑をかける立場になったとき、同じように怒られたらどういう気持ちになるでしょうか。
相手に不寛容にすると、結局まわりまわって自分にも不寛容な対応が返ってきます。
それでは自ら生きづらくしているのと同じでしょう。

相手を尊重すれば世界は広がる

「自分さえよければいい」という考え方を仏教では我利我利(がりがり)と言われます。
これは相手も自分も不幸にするため、仏教では最も嫌われる考え方です。

逆にお釈迦さまが勧められたのが自利利他(じりりた)の精神でした。
相手の幸せのために行動することで、自分にも幸せが返ってくるという教えです。

私たちはお互いに迷惑をかけあって生きています。
それでも、「おたがいさま」の精神で助け合うことができれば、安心して日々を送れるのではないでしょうか。
それこそ、生きやすい毎日を作り出すポイントなのでしょう。

まとめ

私たちはさまざまなつながりの中で生きています。
その中で自分のことだけ考えて行動すると必ず孤独になって、逆にもっと生きづらくなるでしょう。

私たちはお互いに迷惑をかけあっていることを自覚すれば、寛容に受け止められることもあるはずです。
おたがいさまの精神で助け合えば、生きやすい毎日がひらけるのではないでしょうか。

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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