「果報は寝て待て」はいつまで待つの?待っても来ないこともある?

こうへい

こんにちは。心の悩みサポーターのこうへいです。
先日、数人の友達と出かけた時に、ふと1人の友人が、
「頑張っているに、なかなか認めてもらえない」
「努力しているのに、なかなか結果がついてこない」
と悩みを言っているのが聞こえてきました。

それに対して別の友人が、
「心配するな。『果報は寝て待て』と言うじゃないか」
と励ましていました。
最後に悩みを言っていた友人は、
「『果報は寝て待て』と言われるけれど、いつまで待ったらいいんだろう……」
とつぶやいていました。

焦らずじっくり待つしかないと言われても、すぐに目に見える結果や成果が出なかったら、努力がムダになってしまうように彼には思えるのでしょう。
彼だけではなく、頑張ってもすぐに結果が出ないと努力がムダになってしまうように思う人はあるのではないでしょうか。
そしてどうせムダになるならやらない方がいいと努力するのを止めてしまう人もあるかもしれません。

では、『果報は寝て待て』とはいつまで待てばよいのでしょうか?

目次

  • 「果報は寝て待て」とはどういう意味なのか
  • 「果報は寝て待て」の果報が来るのはいつなのか
  • まとめ

「果報は寝て待て」とはどういう意味なのか

そもそも「果報は寝て待て」とはどんな意味なのでしょうか。
インターネットで調べてみると、故事ことわざ辞典には

果報は寝て待てとは、運というものは人の力ではどうにもできないものだから、あせらずに時機を待つのが良いということ。

と書かれてあります。そして注釈には、

「寝て待て」といっても、怠けていれば良いという意ではなく、人事を尽くした後は気長に良い知らせを待つしかないということ。

と解説されています。

実はこのことわざは仏教の“因果の道理”を教えているのだと言われます。

因果の道理とは、分かりやすく言うと
まかぬタネは絶対に生えない、まいたタネは必ず生える
ということです。
努力をしたならば、必ずその努力に応じた結果が返ってくるのです。
いつか必ず結果が返ってくるのだから、結果が出てこないといって、あせったり、イライラするなということを言われているのが、この「果報は寝て待て」ということわざだと言われています。

「果報は寝て待て」の果報が来るのはいつなのか

それでも、努力を続けてもなかなか思うような結果が出ないと、結果が返ってこないこともあるのではないかと思う人もあるかと思います。
まいたタネの結果が現れる時期については仏教ではどう言われているのでしょうか。

仏教では、まいたタネの結果が現れる時機にはいろいろあると言われ、すぐに結果が現れるものを順現業(じゅんげんごう)と言われます。
業とは私のやった行い、まいたタネのことです。
そしてすぐに結果の現れる順現業(じゅんげんごう)ばかりではなく、順次業(じゅんじごう)、順後業(じゅんごごう)と言われるものもあるのだと言われています。
順次業は、まいたタネの結果がしばらく経ってから現れるものです。
順後業は、タネをまいて、だいぶ経ってから結果が現れるものです。

植物でも、米のように、種をまいた年に、収穫があるものもあれば、まいた翌年に刈り取る麦のようなものもあります。
栗や柿のように、数年たってようやく実を結ぶものもあります。
柿は種を植えてから、収穫できるようになるまで6、7年かかると言われていますから、2年目や3年目に柿の木を見て実がならないと言って悲しむ必要はないわけです。

まいたタネの結果が現れる時期はいろいろありますが、まいたタネは必ず現れることには例外は一切ありません。
すぐに結果が現れなくても、しばらく経って現れなくても、やがて必ず結果が現れますから、焦ったり、悲しんだりすることはないのです。

まとめ

頑張っているのに、なかなか結果が出ずに悩んでいる人もあると思います。
まいたタネ(ここでは頑張ったこと)の結果が現れる時期は、いろいろあると仏教では言われ、

  • 順現業(じゅんげんごう)
  • 順次業(じゅんじごう)
  • 順後業(じゅんごごう)

という言葉で教えられています。
まいたタネの結果が現れる時期はいろいろあっても、まいたタネの結果は必ず返ってきます。
「果報は寝て待て」のことわざの通り、いつか必ず結果が返ってくるのだから、結果が出てこないといって、あせったり、イライラせずに努力を続けていきたいものですね。

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こうへい

チューリップ企画で動画制作を担当しています。
大学生のときに同じことの繰り返しの毎日にどんな意味があるのかと悩みました。しかも友人に相談しても分かってくれる人がなかったことが大きな苦しみでした。
その時に読んだ仏典の言葉に励まされました。その後、講演会の運営の手伝いをする機会があり、さまざまな悩みを持って参加した多くの人たちの声を聞かせてもらいました。私も学びながら、皆さんの悩みに寄り添っていける情報を発信していけたらと思っています。
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