夢が大きいほど、失敗は今の自分に足りないものを知らせてくれる

こんにちは、みさきです。
新たなことに挑戦したい気持ちがあったのに、失敗して取り返しがつかなくなるのではないかという不安に負けて、踏みとどまってしまった、と後になって後悔することがあります。
失敗により自分がひどく落ち込むだけにとどまらず、周囲の人に迷惑をかけてしまったとなると、失敗に対する恐れが大きくなり、次への挑戦の足かせともなりかねません。
 「失敗を恐れない心」を持つにはどうしたらいいのか、話ししたいと思います。

 失敗を恐れる損失のほうが大きい

成功者の多くの言葉は「失敗は成功に必須プロセス」だと語りかけてきます。

○トーマス・エジソン(発明家)

 私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。

○マイケル・ジョーダン(バスケットボール選手)

私は9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。決勝シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ。

○松下幸之助(パナソニック創業者)

とにかく、考えてみることである。工夫してみることである。そして、やってみることである。失敗すればやり直せばいい。

○ココ•シャネル(ファッションデザイナー)

失敗しなくちゃ、成功はしないわよ。

○稲盛和夫(日本の実業家)

世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。あきらめた時が失敗である。

失敗することの恐れ以上に、失敗しないことへの損失のほうが大きいことがわかります。

手に入れたい夢が大きいほど、失敗は今の自分に足りないものを知らせてくれるからでしょう。

子供のとき、自転車に乗れるようになるまで、補助輪を取り、何度も倒れては転びました。

何回練習しても、なかなか乗れず、足も痛い。

どこを見れば前に進めるか、体のどこに力を入れれば転ばないようになるか、子供ながらに試行錯誤したから、今は何も考えなくても自転車に乗れます。

大きな夢に向かうほど、失敗はつきもの。
今の自分に足りないものを教えてくれるのが失敗だとわかれば、「失敗よ、どんと来い!」という心もちで立ち向かえそうではないでしょうか。

自分のまいたタネに目を向ける

仏教では、幸せも不幸も、自分のまいたタネによって決まると教えられています。
幸せになりたかったら、幸せになれるタネをまきなさい。
まかぬタネは絶対に生えませんよ。

タネとは、自分の行動のことです。
失敗をしたという結果は、自分のまいたタネが上手くいかなかった、間違っていたということです。
自分の行動のどこがうまくいかなかったのか分析し、次に違ったタネをまけば、結果が変わっていきます。
成功を学ぶには、まず失敗を学ぶ。 失敗から新たな行動をし、夢に近づいていきたいですね。

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みさき

はじめまして、みさきです。 チューリップ企画で「動画で学べる仏教」を制作しています。 10年間、旅のプランニングの仕事を通して、幅広く多くの方々とお話してきました。旅には各々の想いがあり、じっくりとお話をしながら旅のお手伝いをしていきます。人と関わる中で人間関係で悩んでいる人が多いことを知りました。 8年前に仏教とご縁があり、人間の心についてずば抜けた洞察の深さに感動して、今の仕事に至っています。日常の悩みについて仏教ではどう教えられているかを発信してゆきたいと思います。
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