勉強密度を上げると共に勉強時間を確保する(3)

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勉強密度を上げると共に勉強時間を確保する(3)

~ 優先順位を上げる そもそも何の為の勉強? ~
勉強といいましても、私は、以下のような掛け算で考えています。

(勉強成果)=(勉強時間)×(勉強密度)

今までは、勉強時間を増やす前に、勉強密度を上げてみましょうと、勉強密度を上げるにはどうしたらよいかについて、説明してきました。

その上で、勉強時間を確保することも大事です。

(勉強成果)=(勉強時間)×(勉強密度)

勉強密度を2倍、3倍と上げていっても、勉強時間が減っていっては、勉強成果は上がっていきません。

忙しい人が、どうすれば、勉強時間を確保することができるか、増やすことができるか。その方法の一つが「時間の天引き」です。
「時間ができたら勉強しよう」ではなく、先に勉強する時間を決めてしまいましょう!
これが「時間の天引き」です。

確保した時間はブロックするのは意外と難しい

時間の天引きをする際、自分のライフスタイルを振り返って、どれぐらいの時間、また、天引きしやすい日時を考えて、天引きしましょう。
そうしないと、天引きしても他のことに時間を使ってしまいます。

時間の天引きをして、時間を確保したら、他の用事をやらないように、ブロックしなければなりません。
これがなかなか大変な訳です。

この時間は勉強しようと計画していても、

・仕事が残っている
・友人からの誘い(遊び・つきあい)
・疲れていて今日は早く休みたい
などなど

ブロックを崩すさまざまな誘惑が押し寄せてきます。
対策がなければ、いとも簡単にブロックは崩されてしまいます。

それら誘惑からブロックし続けるには、どうすればよいのでしょうか。

勉強の優先順位を上げる

まず自分にとって、勉強の優先順位を考えてみましょう。

「いつか暇ができたら勉強する」は、勉強の優先順位が低いです。
実際、暇になることはありませんから、いつまでも勉強時間を確保することはできない訳です。

勉強の優先順位が「低」→「高」にならないと、勉強時間は確保できません。

勉強の優先順位を上げるには、どうすればよいのでしょうか。

なぜその勉強が必要なのか。
その勉強成果は、私にどんな結果を生み出してくれるのか。
そもそも、なぜその勉強をするのか。
このようなことを、改めて、よく考える必要があります。
その答えは、他の人が聞いて納得できるものでなくてよいです。
自分が納得できればよいのです。
自分がその為なら頑張ろう!という答えがハッキリしていれば、優先順位は上がります。
「勉強しておいた方がよかろう」という意識では、優先順位は上がりません。
せっかく時間の天引きをしても、あっけなく、ブロックが崩されてしまうのは、目に見えています。

何かの資格を目指す時、その資格取得のために、それだけの時間・体力・お金を費やすことになります。
その資格は、それだけの時間・体力・お金と交換する価値があるのか。

それでも、取得する意味があると思えたら、その時が、資格取得の勉強を始めるチャンスが到来したといえます。
「その時 歴史が動いた!」
「いつやるの?」「今でしょ!」

心の中の、勉強の優先順位が上がってから、具体的に、どうすれば天引きした時間を、他の誘惑からブロックすることができるか、考えることに意味があります。

具体的なことは、次回、説明したいと思います。

まとめ

・「時間の天引き」で確保した時間はブロックするのは意外と難しい
・まずは、勉強の優先順位を上げる
(関連)

→ 勉強法って何?知らないと損する目からウロコの勉強法(1)

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→ 「パレートの法則」は仕事にも勉強にも通じる

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→ 「勉強時間を増やす」前に「勉強密度を上げる」(1)

→ 勉強密度を上げると共に勉強時間を確保する(1)

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あさだ よしあき

ブログのお手伝いをしています「あさだ よしあき」です。 テニスとスタバで読書をこよなく愛しています。 将棋の羽生さんに、パッと見、似ているかもしれません。 事務を効率的にスムーズにできるようになりたい、もっと時間をうまく使えるようになりたい、続けるのが苦手から変わりたい、もっと効率よく勉強できるようになりたい、うまく任せられる「任せる力」を身につけたい そんな方の悩みを聞いて、夢を実現するお手伝いをしてきました。この経験を活かして、情報を発信していきたいと思います。
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