移動映画館はどこへでも|招待を受けて和歌山・広島へ

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いつもお読みいただき、ありがとうございます。
チューリップ企画スタッフのわかです。

人との縁は不思議なもので、どこでどんな人に出会うかは予測ができません。
ひょんなことで出会った人と意気投合し、ずっと縁が続いているということも少なくないですよね。
思いがけず良い出会いがあると、嬉しいものです。

移動映画館で各地を回っていると、いろいろな方が参加されます。
年齢や性別はバラバラでも、移動映画館の同じ空間にいると、なんとなく距離が近づくような気がするとの声もあります。
参加者の中には、福祉施設を経営されている方や、会社を経営されている方もあり、そこから更に輪が広がっていくのです。

今回は、和歌山県、そして広島県に移動映画館が訪れた際のエピソードを紹介したいと思います

移動映画館は和歌山の公園へ

平成29年の初め、和歌山県でデイサービス施設を経営する女性が移動映画館に足を運ばれました。
移動映画館で親鸞聖人の生涯を描いたアニメ映画を鑑賞し、次のように感じられたそうです。

「自らの損得ではなく、人のために力を尽くされた親鸞聖人の生涯を知り、自分の生き方を改めて考えさせられました。
親鸞聖人を目標に生きていけたら、と思います

「皆が幸せになれる世界一のデイサービスを目指したい」と、早速デイサービスのメンバーに声をかけ、再び和歌山を訪れた移動映画館には10数名が参加されました。
親鸞聖人のアニメ映画を鑑賞した後、皆でお弁当を広げ、和気あいあいと食事を楽しみました。
参加者の女性は、笑顔で次のように話しておられます。

「年を取ると映画に出かける機会もありません。
でも今日は、バスのおかげで皆いい笑顔になれました

他にも、「こんないい映画なら、今度は友達を連れてきたい」「子供の頃、お寺に行って話を聞いていたことを思い出した」という声もあり、皆さん嬉しそうに交流を深めておられました。
移動映画館は、震災の傷痕の残る東北や熊本を回り、慈善上映会を開催しています。
その活動を受け、経営者の女性は、自らも、と意欲を燃やしているようです。

移動映画館のように心と心の通い合いを大切にしたいです
私も、被災地で困っている人たちに少しでも笑顔を届けられる活動に出かけてみたい」

皆さん、移動映画館での映画鑑賞と食事会で、素敵な1日を過ごされたようでした。

社員研修で移動映画館を招待

別の日、移動映画館は、外食コンサルティング企業を経営する60代男性からの招待を受け、広島県を訪れました。
この日は各店舗を任されている若手社員への事業展開に関する研修が行われていました。
代表取締役社長を務める男性は、映画の感動を社員たちにも伝えたいとの思いから、この日を選んで移動映画館を招待されたのです。

研修会終了後、会社の駐車場に停まった移動映画館には、続々と社員のみなさんが集まってきました。
企業を志している若手社員約20名が上映会に参加し、映画を鑑賞しました。

上映会後、参加者からは、

「これからの人生どうするか。信念を胸に、生きねばならないと映画から学びました

「自己価値について考察できるよい機会でした。このような企画があれば、また参加したい」

との声があがり、予想以上に好評で、社長も大変満足されたようでした。

経営理念に「因果の道理」

このような上映会が企画された背景には、社長のある思いがあります。

「浄土真宗の家の多い広島で生まれましたが、仏教については何も知りませんでした。
だから、映画を見ると、発見の連続でした。
仏教は奥が深く、いつも感動しています

ご自身が映画を鑑賞され、仏教の奥深さに感動されたのですね。
会社経営にも通じるとして、仏教で教えられている「因果の道理」を社員教育の柱にしているそうです。
経営理念には、<善因善果・悪因悪果・自因自果(ぜんいんぜんか・あくいんあっか・じいんじか)を認識する>
<幸福になる種まき「廃悪修善(はいあくしゅぜん)」に努める>などの言葉を掲げています。

「因果の道理」では、「善いことをすれば善い結果、悪いことをすれば悪い結果、自分のやった行いの結果はすべて自分に返ってくる」と教えられています。
だから「悪いことをやめて良い行いに努めなさいよ(廃悪修善)」と勧められているのです。
この教えを聞かれ、実直に仕事に取り組んでいくことが、会社にとって大事なことだと感じられたのですね。

社長は「今後も移動映画館でのこのようなイベントを続けたい」と話していました。

まとめ

各地で出会った方から、移動映画館を招待したいとの声が上がり、新たな展開に私たちもワクワクしています。
今回の試みで、普段はなかなか出会えないような方とも交流することができました。

移動映画館を通してできた縁をこれからも大切にしていきたいと思います。
皆さんとの交流を通して、移動映画館はこれからも進みます。

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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